受験までに親ができるサポートとNGサポート~体調管理編~

中学受験を目指して頑張って勉強しているわが子に対して、親のサポートはとても重要です。ひとことで「サポート」といっても、塾の送り迎えやお弁当などの食事、スケジュール管理や情報収集など、非常に多岐にわたります。頑張っているわが子には何でもやってあげたい、それが親心ですね。

ですが、サポートもやり方によっては、かえって子どものためにならないNGサポートもあります。子どもを思うがゆえにやってしまいがちなNGサポートとは?今回は、体調管理を例にまとめてみます。

子どもの体調のバランスをうまくサポート

子どもは、物事に没頭すると、自分の疲れに気がつかないことがよくあります。夜遅くまで勉強して、寝不足から次の日の体調がすぐれなかったり、授業に集中できないこともあります。せっかく一生懸命遅くまで勉強しても、次の日に体調を崩したり、その次の授業に集中できなくては、頑張った分の効果が半減してしまいますよね。

大人は、これまでの人生経験から、頑張りすぎると翌日に響くことや、体調を崩す可能性もあるとわかっているので、自分の体調を意識的に整えようとすることもできます。ですが、子どもにはこういった経験はまだまだ少ないので、親によるサポートが必要になります。

具体的には、規則正しい生活ができるように「明日もあるから、今日はここまでにしよう」などの声かけをすることや、栄養バランスを考えた食事を用意すること、体調を崩しそうな予兆があるときは早めに休ませるなどの、子どものからだのコンディションを整えるサポートが必要です。いずれも、日常的に子どもの様子の変化に気を配り、コミュニケーションをしっかりとることによって、適切なサポートができます。

体調管理のNGサポート

栄養バランスを考えた食事を用意することは親にできる重要なサポートですが、お腹がすいたからと言って、夜遅い時間に消化しにくいものを食べさせたり、甘いものをたくさん食べさせるのはNGサポートです。消化しにくいものを夜遅くに食べると、寝ている間に胃腸が働くことになり、質の良い睡眠をとることができません。また、消化がうまくいかずに胃腸の調子を崩してしまうこともありますし、朝ご飯を食べなくなる危険性もあります。

また、甘いものは口内の虫歯菌のエサになりやすいですし、特に虫歯菌は就寝時に増殖しやすいですから、注意が必要です。疲れたときに少し口にするくらいであれば、脳の疲労を回復してくれるので良いのですが、就寝前などにたくさん食べるのは避けましょう。

また、普段の食事でも、「受験生だから栄養をつけさせなきゃ!」と思うあまり、満腹になりすぎるまでたくさんの食事を用意して、それを食べることが習慣化してしまうと、眠気が生じやすくなりますし、肥満の原因にもなります。腹八分目くらいの量のバランスのとれた食事を用意してあげて、体調管理をしてあげましょう。

休息をとらせる声かけサポート

規則正しい生活をしていたとしても、受験生は学校のあと体を動かして遊ぶ余裕もないことが多いですから、運動不足になりやすいです。運動不足になると、疲れがたまりやすくなりがちです。やらなければならないことが多く、勉強に時間をかけなければならないのは現実ですが、疲れている時に無理して夜中まで勉強するということを繰り返すと、肝心の入試本番で体調を崩すことになりかねません。

大人と同じく、子どもも疲れている時には休息が必要です。いくら元気そうに見えても、疲労がたまっていることもありますから、よくお子さんの様子を感じ取って、「休んでもいいんだよ」という声かけのサポートをしてあげましょう。ただし、疲れてるふりをして休もうとする場合もありますから、そこは親の腕の見せ所です。普段からの様子、いつもと違う様子などをよく見てサポートしてあげましょう

運動不足を招くNGサポート

勉強で疲れているだろうから、あるいは時間短縮のためなどの理由から、塾に車で送り迎えをするのもNGサポートです。通塾時間が長くて負担が大きかったり、夜遅くなりすぎる場合は別ですが、基本的には塾に行くときは歩くか公共交通機関を使って通わせるようにしましょう。運動不足は脳の活力低下につながります。良かれと思ってしたことであっても、習慣化してしまうと、中学生や高校生になっても車で送り迎えをしてもらうくせがついてしまいます。

体調管理のサポートはまず子どもをよく見ることから

子どものためにいろいろとやってあげたい気持ちは、親ならだれでも持つものです。しかし、過度のサポートやずれてしまっているサポートは、かえって子どもの体力の低下や体調不良を招くことがあります。長い受験生活を乗り切るためにも、よく子どもの様子を見てあげて、健康を維持して勉強を続けていけるよう、上手に管理してあげましょう。

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