【大学受験】過去問題〜古典問題読解・解説〜紫式部『源氏物語』手習巻
今回は2020年度の筑波大学の社会、人文学部の国語の過去問を一部修正して古典問題の解き方を解説していきたいと思います。 問題 次の文章は、『源氏物語』手習巻の一節で、入水を企てて失敗した浮舟が、娘を亡くした尼君に引き…
中学受験を考え始めたら読むブログ。
今回は2020年度の筑波大学の社会、人文学部の国語の過去問を一部修正して古典問題の解き方を解説していきたいと思います。 問題 次の文章は、『源氏物語』手習巻の一節で、入水を企てて失敗した浮舟が、娘を亡くした尼君に引き…
『紫式部日記』は、『源氏物語』の作者とされる紫式部の日記です。全2巻からなり、成立時期は諸説ありますが、『紫式部日記』の最後の日時が寛弘7年(1010年)1月15日であるため、それ以降に書かれたのではないかと考えられてい…
『源氏物語』は紫式部によって書かれたとされる平安時代中期の長編文学です。54帖からなり、大きく3部に分けられます。前半の1、2部では光源氏の生涯を描く正篇が、第3部にあたる部分では光源氏の子供である薫と光源氏の孫である匂…