語彙力を強化する4つのステップ~基礎編~

語彙の豊富さは読解力向上、表現力向上に必須です。最近よく、きれいでも、汚くても、良くても、悪くても、とにかくなんでも「ヤバい」「かわいい」「すごい」の一言で済ませてしまう人がいますが、はっきり言ってこれはとても貧相な表現です。

それぞれにニュアンスの違いがあるにもかかわらず、一つの言葉で表現することができないということは、文章を読んでも筆者の意図を読み取ることができませんし、記述問題に取り組むときにもふさわしい言葉を引き出すことができません

今回は、低学年からできる語彙力を強化する方法について考えてみたいと思います。

幼いころから本に慣れ親しむ

語彙の豊富な人は基本的に本をよく読んでいます。幼いうち、低学年のうちから様々な本を読む習慣をつけておくことが、語彙力強化の第一歩です。

学年相応のもので良いですから、定期的に読むようにしましょう。家にある本以外にも、学校の図書室、町の図書館を活用してみると、いろんな本に触れる機会が増えます。図書館司書の方に相談するとお勧めを選んでくれることもありますので、どういう本を読んだらよいか迷った場合には相談してもよいでしょう。

新聞を読む

学年が進んできたところで、新聞を読んでみましょう。お子さんにただ読ませるだけではなく、親御さんと一緒に音読したり、内容を説明したりしてあげるとより効果的です。

全国紙の中には小中学生を意識した記事やページを定期的に設けているものもありますし、大手新聞社の発行する小学生新聞は受験情報も載っています。時事問題にも詳しくなれますので、受験生には有益な語彙力アップの方法です。

同意語、反意語を調べてみる

漢字や熟語を習ったら、同義語や反意語を調べて書いておきましょう。漢和辞典やインターネットを活用するとよいですね。難しい辞書でなくてもかまいません。小学生向けの、図解が豊富な辞書も出ていますから、ぜひ活用してください。

ある言葉を「言い換えると何というか」を覚えていくと、特に説明文や論説文の読解力が向上しますし、さらに表現力も豊かになります。

日記や学習記録をつけることがあれば、それらを活用して短文を作ってみてください。「使い方」を理解することでしっかり覚えることができます不自然な表現になってしまっていないか、親御さんがしっかりチェックしてあげてください

ことわざや故事成語はイメージをつかむ

ことわざや故事成語は、それだけ覚えようと思ってもなかなかできるものではありません。なぜそのようなことばができたのか、由来をしっかり理解することがまず大切です。

「ことばだけ」「漢字だけ」を覚えようと思っても興味がわきませんし、意味がつかめないでしょう。そのことわざが生まれた背景などを知らなければ、記憶に残りませんし、使い方もイメージできません。自由にことばを使いこなせるようになるためにも、ことばができた由来をしっかり理解しましょう。

そのためにオススメなのが、小学生用のことわざ辞典でイラストやマンガでイメージしやすくなっているものを読むことです。「辞典」といっても、「引く」だけでなく「読む」こともできる内容のものもあります。故事成語も故事そのものを知らなければ意味が把握できませんので、それらをイラストなどで説明しているものが良いでしょう。ぜひ、親御さんが一緒に読んで、イメージをつかむ手助けをしてあげてください。

イメージがつかめたら、漢字や熟語と同様、実際に使ってみることが大切です。日記等で短文を作ってみてください。

まとめ

語彙はもちろん、テキストを使って机の上で何度も書くことでで強化することもできますが、むしろ日常的にことばそのものに関心を持ってインプットしているか、それらを会話で(あるいは書いて)アウトプットしているかがカギです。「語彙は興味をもってインプット、日常的にアウトプットする」これを意識して、語彙力アップを目指しましょう!

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