これで解決!香蘭女学校算数の特徴と対策法を徹底検証!

学校情報

2020年度応募状況

進路実績

2019年度卒業生169名 表示形式:合格数(推薦・AO合格者数)

香蘭女学校と同じ日本聖公会に所属するキリスト教学校へ97名の関係校推薦があり、全学部全学科に進学することができます。

学校説明会日程(2019年度)

入試情報(2020年度)

基本データ

試験時間・満点

満点・合格者最高点・合格者最低点

※平均点については公開なし

問題構成

  • 香蘭女学校の算数は、試験時間が50分で、大問3〜4問・小問22問程度で構成されている傾向にあります。
  • 大問4問のうち、第1問は14問程度の計算問題や応用小問で構成されている小問集合の問題であるのに対し、残りの第2〜3問は計8問程度の応用問題が出題されています。

解答形式

  • 問題用紙と解答用紙が別々に用意されており、解答用紙上には答えのみを空欄内に書き込み、途中式や考え方を示すスペースは用意されていません。そのため途中過程が正しかったとしても解答が間違っていると得点できません。
  • また、問題用紙内に用意されている計算スペースがそれほど広くないため、与えられた欄内に上手く納める必要があります。

近年の出題内容

出題傾向

 概要

  • 大問ごとの出題傾向や難易度
    • 香蘭女学校の算数は、小問集合14問+大問2〜3問という問題構成です。
    • まず、小問集合についてですが、基本的な問題が幅広い分野からまんべんなく出題されています。なかでも四則計算や□に入る数値を求める逆算の問題、百分率、面積や体積などはほぼ毎年出題されています。問題は難易度順になっており、易しい問題から順に並べられています。
    • 次に、小問集合以降の大問についてですが、こちらは小問集合よりも難易度の高い応用問題が出題されます。特に条件整理や数の性質、図形問題が頻出で、大問3では図形問題の応用問題が出題されることが多いです。

内容

  • 【頻出分野】
    • 計算
      • 四則計算、逆算
    • 割合と比
      • 比の性質
      • 比例式
      • 連比
      • 百分率
      • 歩合
    • 平面図形
      • 図形の性質
      • 点対称と線対称
      • 平面図形の移動
      • 求積
    • 立体図形
      • 立体図形の展開図
      • 投影図
      • 回転体
      • 切断
      • 求積
    • 特殊算
      • 旅人算
      • 推理算
      • 相当算
      • 年令算
      • 過不足算
      • 差集め算
    • 数の性質
      • 場合の数
      • 約数と倍数
      • 数の規則性と数列
  • 出題分野についての詳細
    • 香蘭女学校の算数では毎年第1問で計算問題や応用小問で構成された小問集合が14問出題されています。計算問題は四則計算、逆算など基本的な問題がほとんどです。毎年幅広い範囲からまんべんなく出題されていますが、その中でも割合と比や特殊算からの出題が多く見られます。
    • 割合と比からは比の性質、比例式、連比、百分率、歩合などが出題され、特に比例式や百分率が頻出です。特殊算は旅人算、推理算、相当算、年令算、過不足算、差集め算などが頻出です。また問題は難易度順になっており、易しい問題から順に並べられています。
    • 第2問以降は応用問題が出題されていますが、特に頻出な単元は条件整理や数の性質、図形問題です。
    • 第3問は図形問題が頻出で、平面図形からは図形の性質、点対称と線対称、平面図形の移動、求積が、立体図形からは展開図、投影図、回転体、切断、求積が特に出題されています。また図形問題とグラフを関連づけた問題もしばしば出題されています。
  • 難易度について
    • 香蘭女学校の算数は、小問集合14問+応用問題2〜3問という問題構成になっています。小問集合は全分野の基本的な問題から幅広く、まんべんなく出題されており、難易度の易しい順に問題が並べられています。
    • 応用問題は小問集合と比較すると難易度は高めですが、それでも難問と言うほどのものではありません。内容もその単元についての理解を問うものがほとんどです。
    • 当校の算数は全体的に基本的な内容の問題で構成されているので、しっかり対策をした人とそうでない人とで得点差が開きやすい科目と言えるでしょう。

対策

分野別

  • 図形問題対策
    • 香蘭女学校の算数入試は図形からの出題頻度が高く、角度・長さ・展開図・辺の比と面積の比・相似・面積・体積など、まんべんなく出題されています。
    • そのなかでも、平面図形は相似比・面積比を利用する問題や、グラフや図形の移動を伴う問題が頻出です。図形問題では、比の考え方を用いて解くことが多いです。図形対策と同時に比の対策も進めましょう。
    •  まずは、それぞれの問題の典型的な解き方や公式を身につけるため、標準的なレベルの問題集を一周して典型問題を一通り解きましょう。定型問題が一通り解けるようになったら、応用問題の難易度を把握するために過去問研究に入りましょう。
  • 計算対策
    • ここ最近の入試では、毎年大問1に計算問題が出題されています。内容は四則計算や逆算など難易度も易しめの問題であるため、必ず得点しておきたい問題です。
    • 計算問題の対策としては、一度に大量の問題を解くというより、コツコツ少量の問題をこなしていく方が効果的です。計算問題のみを集めた問題集やドリルなども各出版社から発売されているので、自分の好きなものを1冊購入し、毎日3~5 問程度のペースで進めていくと良いでしょう。その際ただがむしゃらに解くというより、入試本番と同じように慎重に解き、解き終えた後も検算をして計算ミスを減らす努力をしましょう。
  • 規則性対策
    • 香蘭女学校の算数では、第2問以降の応用問題で条件整理、数の性質の問題が出題されることが多く、なかでも規則性の問題は頻出です。規則性の問題ではしばしば自分で規則性を見つけなければいけない場合があります。ここで重要なのが、実際に手を動かして規則性を発見しようとすることです。単純な規則性ならば数列を一目見ただけでパッと思いつくかもしれませんが、応用問題における規則性は複雑なものがほとんどです。数列をただ見ているだけでは手がかりが少なく規則性が見えづらいため、実際に手を動かして考えられる規則性についてその成否を確認しましょう。

問題集別対策法

  • 『算数 プラスワン問題集』(東京出版)
    • 香蘭女学校の算数は標準レベルの出題が多く、様々な単元から出題されていることが特徴的です。そのため苦手な単元を減らして、各単元の定型問題を一通り解けるようになることが非常に効果的です。
    • こちらの問題集は各単元の基本〜標準レベルの問題で構成されており、それぞれの単元の典型問題に幅広く触れることができるのが特徴的です。基本、標準と問題のレベルが設定されているため、算数が苦手な人でも基本問題から着実に解き進めていくことができます。まずは各単元の基本問題を一通り解いたあと、標準的なレベルの問題を解くようにしましょう。苦手な単元に関しては完璧に解けるようになるまで何度も解き直しを行いましょう。この問題集が終わった場合は過去問研究に移り、応用問題を解く上での実践的な解法を身につけましょう。
  • 『予習シリーズ』 (中学受験の四谷大塚)
    • 四谷大塚や早稲田アカデミーなどを始めとした中学受験大手塾と同じカリキュラムで算数の学習ができるシリーズ。各学年用の教材が出版されており、レベルに合った教材を選ぶことができます。予習シリーズ6年下まで一通り理解すれば中学受験における典型問題は一通り抑えることができます。予習シリーズが終了したら過去問を中心に応用問題に取り組みましょう。
      また各ページに数問ずつ計算問題が掲載されているため、計画的に進めれば計算問題対策をすることもできます。

合格点を取るには

  • 時間配分に気をつけつつ、正確に
    • 香蘭女学校の算数は定型問題の出題が多く、難易度がそこまで高いわけではありません。小問集合は難易度順になっているほか、応用問題も2〜3問で順調に解いていけば時間に余裕をもって解くことができるでしょう。
    • また、解答用紙上の空欄に解答のみを書き込む形式なので、考え方が合っていても答えが間違っていた場合、大量失点をしてしまう可能性があります。正確に解いていくこと・試験時間の最後に必ず見直しの時間を5〜10分程度とることを意識し、ケアレスミスをできるだけ減らしましょう。
  • 苦手分野を克服しよう
    • 当校の算数は出題分野にそこまで偏りがなく、様々な単元から出題されることが特徴的です。そのため苦手な単元を減らし、どの単元から出題されても解くことができるようにしましょう。どの単元も難問レベルの問題まで解けるようになる必要はありませんが、苦手な単元がある場合は問題集等で演習を繰り返し、定型問題を一通りマスターしましょう。
  • 過去問研究は徹底的に
    • 当校の算数は出題形式や出題分野の変化が少なく、ここ最近は毎回同じ問題構成となっています。そのため過去問を繰り返し解き、感覚をつかむことが重要です。標準的なレベルの問題集を一通り解き終わったら過去問研究に移り、出題傾向を理解しましょう

総括

今回は、香蘭女学校の算数入試対策についてご紹介しました。当校の算数は小問集合14問+応用問題2〜3問の問題構成で、ここ最近問題構成や難易度があまり変化していないことが特徴的です。

全体としては基本的な問題や定型問題の配点が高く、第1問の応用小問は、基本レベルの問題が様々な単元からまんべんなく出題されています。そのため得点率を上げるためには苦手な単元を克服することが有効です。

標準的なレベルの問題集で定型問題を一通り解けるようなったら、過去問研究に移って出題傾向や問題構成を理解しましょう。

算数は全科目の中で一番点差が開きやすい科目です。そのため算数の点数が合否を分けると言っても過言ではないでしょう。入試本番まで時間は限られていますが、他科目とのバランスを考えつつ、限られた時間の中で優先順位に気をつけながら最大限の対策をしましょう。

参考

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